〒106-8558
東京都港区六本木7-22-2
国立新美術館1F, B1
TEL:03-6812-9933
FAX:03-5775-4670
MAIL:information@souvenirfromtokyo.jp
営業時間
10:00-18:00
(企画展開催中のみ金曜日、土曜日〜20:00まで)
定休日
毎週火曜日
(祝日又は休日に当たる場合は営業し、翌日休み)
東京都立川市で創業して55年の福永紙工から、
人の「視点」そのものに注目し、紙にひそむ可能性を探るプロジェクト、
紙工視点(シコウシテン)が始動します。
デザイナーの世界の見方を、紙を通して伝えます。
このプロジェクトには、ルールも、テーマもありません。
一人ひとりの方法で、じっくり紙と向き合って、それぞれのかたちを見つけます。
視点からつながる、人と紙との関係。ここは、新しい学び場です。
4人の作り手の、やわらかな感性からうまれた作品を
「けんちく」という言葉の響きとともに、展覧会を行います。
こころにつながるもの、詩情ある気配をつくるもの。
さまざまに作品が語りかけてくるものを感じてください。
*作品は一部を除き、会期終了後のお渡しとなります。
森を歩くとふと感じる気配。
茂みの向こうから聞こえる音。
見えない、けれど確かに存在する彼ら。
身近に息づく動物たちを、天然の木や布を用いて形にする安田ジョージ。
彼から生まれる動物たちはあたたかくも野生の気高さを残し、観る者を惹きつけます。
「かわいい」だけではないのは、自然や動物たちへの敬意の表れ。
本展では新作をはじめ、ドローイングと合わせた展示を行います。
この機会にどうぞごゆっくりお楽しみください。
*作品は一部を除き、受注販売となります。
作家在廊日のお知らせ
2018.7.15.Sun 13:00-17:00
2018.7.22.Sun 13:00-17:00
上記2日間、安田ジョージさんに在廊いただきます。作品についてのお話を直接お聞きできる、貴重な機会となります。ぜひこの機会にお立ち寄りください。
安田ジョージ
2012年、彫刻した木と染めた布を用いて動物を中心とした立体作品を制作し始める。制作する中で「長い年月の末に土に還ってゆくものにしたい」という思いから、木や布、そして着彩のための顔料や布を染める染料なども天然の素材を用いて、身近にいる生物たちを形にする作業を日々行っている。
https://www.yasudajouji.com
3/21から6/11までの期間中、京都を拠点に活動する「京東都」「青衣 あをごろも」「京都烏丸六七堂」の3つのブランドが月替わりで登場し、ニッポンの魅力を伝える特別企画展「フロムキョウト」。「刺繍」「染色」「和紙」と、日本で古くから親しまれてきた素材や技法、創意工夫に、現代的な感覚を加えて提案する彼らの創作は、自由なデザインと遊び心にあふれ、それぞれに違った世界観を創り出しています。是非この機会に京都から届いた、未来につながる新しいニッポンを感じてみてください。
第3弾は、和紙の貼り絵でニッポンの四季を色鮮やかに表現する、京都生まれの文具ブランド「京都烏丸六七堂」です。
<開催日程>
3.21 – 4.23 「京東都」
4.25 – 5.14 「青衣」
5.16 – 6.11 「京都烏丸六七堂」
フロムキョウト#1
刺繍ジャパネスク10
京東都展
2018.3.21 – 4.23
京東都10周年記念商品ができました。ニッポンを代表する天才絵師たちが残した絵画を、様々な刺繍の手法を使いながらオマージュ。十年と10作品で生まれる特別なアイテム「刺繍ジャパネスク10」。10種類の「がま口クラッチバッグ」となって甦ります。
東洲斎写楽『江戸兵衛』、喜多川歌麿『ビードロを吹く女』、俵屋宗達『風神雷神図屏風』、葛飾北斎『富嶽三十六景』、伊藤若冲『象と鯨図屏風』、尾形光琳『燕子花図屏風』など。
イベントのお知らせ
日時:3月31日(土)12:00~18:00(終了しました)
日時:4月1日(日)12:00~18:00(終了しました)
「京東都」のブランドスタッフさんに在廊していただき、「和片(ワッペン)」を使ったアクセサリーなどの制作体験が楽しめるイベントを開催いたします。お好きな和片を使って、イヤリングやピアス、ブローチなどのアクセサリーを作ったり、袈裟バッグに貼ったり。和片のいろいろな楽しみ方を教えていただけます。ご予約不要ですのでお気軽にお越しください。
イヤリング/ピアス 1,500円(税込)
ブローチ/ヘアピン/指輪 500円(税込)
袈裟バッグ 1,080円(税込)
*和片は別途ご購入いただきます。
*アイロンを使いますので、小さなお子様は保護者の方同伴でお願いいたします。
*工具、材料、アイロンは全てこちらで用意いたしますので、手ぶらでお気軽にお越しください。
*混雑時には内容を変更させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
京東都(キョウトウト)
「京東都」は、ニッポンの伝統 =「京都」と、ニッポンの今=「東京」を掛け合わせたブランド名。新しい文化継承のかたち、刺繍の可能性を考える「京都発、東京経由〜世界行き。」をコンセプトに、日本に伝わる美しいかたちをモチーフにした「和片(ワッペン)」など、遊び心あふれる刺繍アイテムを製作している。
http://www.kyototo.jp/
フロムキョウト#2
ニッポンのテキスタイル
青衣 あをごろも展
2018.4.25 – 5.14
はじめまして、京都からきました「青衣 あをごろも」です。日本で、京都で、私たちが何気なく見ている風景を集め「こんな柄があったら楽しいな」をカタチにしています。絵柄のモチーフは、日本人なら誰でも親しみを感じるもの、思わず微笑んでしまうようなものばかり。楽しみながら選んでいただけるユーモラスな絵柄と、明るく軽やかでカラフルな配色は、年齢を問わずどなたでも楽しんでいただけるアイテムです。ニッポンのテキスタイル「青衣 あをごろも」をどうぞお楽しみください。
青衣 あをごろも
ちょっと懐かしくて、ちょっと新しいニッポンの風景たち。コンセプトは〝新しいニッポンのテキスタイル〟テキスタイルの絵柄は、富士山、錦鯉、暖簾に燕、とんびに油揚げ、鴨といった日本らしいモチーフ。京都という土地柄を大切に、従来のイメージを心地よく裏切る、ポップでカラフルな新しいテキスタイルを目指している。17年8月京都・東山三条に京都店がオープン。
http://www.aogoromo.jp/
フロムキョウト#3
にっぽんの和紙文具
京都烏丸六七堂展
2018.5.16 – 6.11
ニッポンの四季や風習、生き物たちなどをモチーフに、日本各地の和紙を使い、和紙の貼り絵の手法で表現する、京都生まれの和文具ブランド「京都烏丸六七堂(きょうと からすま ろくひちどう)」。
日本人が古くから親しみ、先人たちの創意と技を伝承する「和紙」に、現代的な感覚の図案を施した新しい文具です。贈って贈られて感じるニッポン。手の中から広がるニッポンの春夏秋冬。色鮮やかな和紙に彩られたアイテムは、日常生活に豊かさを加えます。紙の風合い、紙の色彩、紙の形が織りなす品々、楽しみながら使ってほしい和紙のアイテムができました。ぜひこの機会にお手に取ってご覧ください。
イベントのお知らせ
日時:5月26日(土)12:00~19:00の間で、お好きな時間にご来場ください。
「京都烏丸六七堂」のスタッフさんに在廊していただき、気軽に楽しめるイベントを開催いたします。無地の風ぐるまに、好きな和紙を切って貼って、色を塗って、世界にひとつだけのオリジナル風ぐるまを作ります。大好きなお父さんの顔を描いて、父の日の贈り物としてもおすすめです。ご予約不要ですので、お気軽にお越しください。
参加費:1,500円(税込)
所要時間:30〜45分
開催場所:国立新美術館B1F SFTギャラリー
*事前のご予約は不要です。参加費は、当日イベント会場にて直接お支払いください。
*ハサミやカッター、ボンドを使用します。小さなお子様がご参加の場合は、大人の方同伴でお願いいたします。
*材料や工具は、すべてこちらで用意いたします。
*混雑時には内容を変更させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
京都烏丸六七堂(キョウト カラスマ ロクヒチドウ)
明治45年より古都、京都で創業した上村紙株式会社が、長年培った経験と技術をベースに、紙の未来のカタチを提案します。メインアイテムは、ニッポン独自の紙「和紙」の文具たち。紙を愛し、紙で楽しみ、紙の未来を考えるブランド。人と人とをつなぐ「紙」、思いを伝え続ける「紙」だからこそ、できるモノとカタチ。和紙の貼り絵でつくる新しいニッポンの文具たちです。
http://www.rokuhichido.jp/
多様に富んだ色鮮やかな段ボール。そして版ずれ、バーコード、送り状、誰かの手書きサインなど。色やデザインだけでなく、使われ方、捨てられ方も様々。
そんな段ボールのもつ個性に魅せられ世界中を旅し、拾い集めた段ボールコレクションから財布を作り出しています。今回はそんな段ボールのもつ「色」「個性」をテーマに展示いたします。
普段は都会のゴミに埋もれて目にとまることのない段ボールですが、展示を通して少しでもその魅力に気づいていただけたらと願っております。
Text:Fuyuki Shimazu / Carton
フォントやグラフィックなど、そのデザインを見ているだけでも楽しい「Carton(カルトン)」の段ボールコレクション。本展では、財布やパスケースなどの展示販売はもちろん、それらが作り出される背景となる世界中の段ボールやサンプル資料なども展示いたします。是非この機会にお楽しみください。
Carton / 島津冬樹
1987年、神奈川県生まれ。2012年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。広告代理店を経て2015年にアーティストへ。「不要なものから大切なものへ」をコンセプトに、2009年より路上や店先で放置されている段ボールから、財布を作るCartonをスタート。日本のみならず、25カ国以上を周り段ボールを集めては財布を作ったり、コレクションしている。また現在では国内外での展示やワークショップを開催している。