〒106-8558
東京都港区六本木7-22-2
国立新美術館1F, B1
TEL:03-6812-9933
FAX:03-5775-4670
MAIL:information@souvenirfromtokyo.jp
営業時間
10:00-18:00
(企画展開催中のみ金曜日、土曜日〜20:00まで)
定休日
毎週火曜日
(祝日又は休日に当たる場合は営業し、翌日休み)
冷たい空気がぴんと張りつめた冬の日に、
すこし背筋をのばしてみようではないか。
何かと忙しい年末や年始だからこそ、
一杯のお茶を噛みしめようではないか。
抹茶や煎茶をのむ器。
そして、それに寄り添う和菓子が華やぐ器を集めました。
日本に暮らす私たちが、
清らかな気持ちで真新しい一年を始められるように。
凛とした表情の器たちは
心と背中を押してくれる存在だと思います。
Text : Yoshitaka Haba / BACH
「和菓子や日本茶に合う、凛とした佇まいの器」をテーマに6名の陶芸作家による企画展を行います。
新しい年を迎えるにあたり、気持ちをあらたにすこし背筋をのばして、お茶の時間をお楽しみください。
Photo : Toru Kometani
■展示作家
境 知子 / Tomoko Sakai
香川県生まれ。岡山県備前陶芸センターで学んだ後、和歌山県にて森岡成好・由利子両氏氏に師事。
1997年に香川県にて穴窯築窯。2000年 長野県須坂市に転居し築窯。
須藤 拓也 / Takuya Sudo
1972年福島県生まれ。多摩美術大学二部デザイン学科卒業後、グラフィックデザイナーを経て、2002年に愛知県立窯業高等技術専門校修了。現在は東京都国分寺市にて制作。
ゾイ・モリス / Zoe Morris
1968年イギリス、ポーツマス生まれ。2004年に愛知県立瀬戸窯業高等学校専攻科陶芸科を卒業し、東京都八王子市に築窯。
田鶴濱 守人 / Morito Tatsuruhama
1973年東京都生まれ。2000年に多摩美術大学大学院油絵学科修了後、愛知県美浜町に移住。独学で焼物を始める。
2006年 愛知県半田市に工房を移し築窯。
福田 るい / Loui Fukuda
福岡県生まれ。島岡達三氏(益子)に師事した後、「小代 瑞穂窯」にて作陶。各都市で展示会を開催。
横山 拓也 / Takuya Yokoyama
1973年神奈川県生まれ。立教大学社会学部卒業後、陶磁意匠研究所を経て、岐阜県多治見市で作陶中。
■展示協力
銀座 菊廼舎(きくのや)
明治23年創業。江戸和菓子づくりの心と技を今に伝える老舗和菓子店。
銘菓「冨貴寄」は、色鮮やかな干菓子がぎっしり詰まった宝石箱のような一品です。
京都を拠点に「自然の造形美を伝える」プロダクトを発信しているウサギノネドコ。
アートやデザインのように、自然の造形美を生活の中で楽しむことを、提案し続けています。
本展示では、これまでのウサギノネドコが手掛けてきたプロダクトを集め、展示・販売いたします。
ウサギノネドコならではの視点と手法で引き立てられた、植物、鉱物、動物などの標本の美しさをどうぞ心ゆくまでお楽しみください。
株式会社ウサギノネドコ
クリエイティブディレクターの吉村紘一が代表をつとめ、自然の造形美を伝える活動をしている。
オリジナルプロダクトとして、「sola cube」、「旅する小惑星」、「uninoco」など。
今秋には本拠地の京都で「博物カフェ」をコンセプトにしたカフェをオープン。
アイデアは雑談から生まれてくるという。
彼らは、そこに吹く瞬間最大の風をつかまえようとする。
ANREALAGEの格闘は、今日だけ傍に置いておくとしよう。
T-shirtsというメディアの力を信じながら、
男たちは真剣に遊ぶ。
思想ではなくメッセージを届けたい。
なにかを規定するのではなく、広げていきたい。
そんな真摯さが聴こえてくるようなT-shirts。
壮大なことだって、身近に着られる。
平仮名だって、袖を通せば誇らしい。
柔らかくて切れ味のよいメッセージは
硬直した僕らの胸元を爽やかにえぐる。
暑い夏はもうそこまでやってきている。
AZによせて (BACH 幅允孝)
AZ(エーゼット)
ANREALAGEとNO DESIGNによるグラフィックに特化したTシャツプロジェクト。
全26種類のTシャツにより、従来とは違う文脈でメッセージを発信していきます。流行り廃りがなく、色褪せない普遍的なメッセージを、Tシャツとともにそっと伝えていく、そんな場所を追求します。
ANREALAGE(アンリアレイジ)
デザイナー森永邦彦が手掛けるブランド。
2003年から活動を開始。05年、ニューヨークの新人デザイナーコンテスト「GENART2005」でアバンギャルド大賞を受賞。06年春夏、ケイスケカンダとともに東京タワー大展望台で行ったショーで、東京コレクションに初参加。11年、第29回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。15年春夏から、コレクションの発表の場をパリに移す。
NO DESIGN(ノーデザイン)
アートディレクターの武藤将也を代表とするデザイナー集団。
ANREALAGEとのコラボレーションを中心に、紙媒体、Web、マテリアルまで幅広く手がける。「極端に簡潔」と「過剰に混沌」はともに「NO DESIGN」であり、同質であるというコンセプトのもと、大小、濃淡、集散、主客、正逆など、あらゆる対概念を突き詰めたデザインを志向。
食べることは生きること。器は食べるための道具。 器は生きるための道具です。
食べる―その言葉をもう一度、両手で、大切に包むように、食べることを考えたい。
「TABERU」には、私たちの「be」があります。
未来と存在。かけがえのないもの。
もう一度、見直したい「食べる」。
展覧会「TABERU 2015」は、めし碗、湯のみ、皿、鉢など、
日本の食卓にかかせない日々の器を紹介します。
「この器と生きていく」そんな出会いがありますように。
ディレクション
祥見知生 (http://utsuwa-shoken.com)
出展作家
阿南維也 石田誠 尾形アツシ 小野哲平 亀田大介
寒川義雄 村田森 村木雄児 吉田直嗣 吉岡萬理
写真
木村文吾
テラダモケイは模型を通じて、モノに縮尺を与え、ディテールを与えることによって生まれる造形の可能性を探っていくことを目的に設立されたブランドです。 設計事務所で作られていた建築模型をヒントに生み出された「1/100建築模型用添景セット」シリーズは、建築模型として使われるだけでなく、本物のエッセンスや夢がギュッとつまった模型の可能性や、模型を組み立てることの楽しさを伝えるプロダクトとして、今やジャンルを超えた幅広い展開を見せています。 今回SFTギャラリーでは、お花見をテーマに、1/100の添景模型と、それを1/1の原寸に拡大した模型によるインスタレーション展示を行います。 中央に1/1の大きな桜の木、壁際には1/100の桜並木がずらっと登場。 展示された木々は暖かくなるにつれてだんだんと花をつけ、3月には満開の花を咲かせます。 模型に置き換えられた日本の春の風物詩を、一足早くSFTギャラリーでお楽しみください。
寺田尚樹(てらだなおき)
建築家・デザイナー・料理研究家・プラモデル愛好家・絵本作家
株式会社インターオフィス取締役・寺田模型店 店主
ロンドンの建築家協会建築学校(AAスクール)修了。
建築・インテリア・プロダクト・サイングラフィックなど広範にわたるデザイン、ブランドディレクションを行う。
www.teradadesign.com / www.teradamokei.jp
展示:福永紙工株式会社、日の出工芸株式会社、日本セキソー株式会社
展示・企画:テラダデザイン一級建築士事務所