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東京都港区六本木7-22-2
国立新美術館1F, B1
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営業時間
10:00-18:00
(企画展開催中のみ金曜日、土曜日〜20:00まで)
定休日
毎週火曜日
(祝日又は休日に当たる場合は営業し、翌日休み)
「SIWA | 紙和」は、日本の伝統産業である和紙を世界に発信していきたい
という思いを込めて、和紙メーカー大直が工業デザイナー深澤直人さんと
2008年からスタートしたブランドです。
今回SFTでは、「和紙」と「漆」の持つ手触り感、素材の強さ、日本独自の技術を
世界中の人々のくらしの中で使っていただけることを願い生まれた
「SIWA | 紙和」の新しいシリーズをご紹介します。
3名のデザイナーが生み出した「柄」は、「和紙」の上で日本の伝統産業である
「漆」によって美しく表現されています。
細かな柄で表現された漆を和紙にのせる技術はたいへん難しく、奈良県の漆職人
の手により受け継がれてきた伝統の技術に新しい技術開発を加えることで実現しました。
是非この機会に、日本の伝統産業の融合を手に取って感じてみてください。
参加デザイナー:Harri Koskinen / Klaus Haapaniemi / minä perhonen
SIWA | 紙和
千年の歴史ある和紙産地、山梨県市川大門の和紙メーカー大直が、
工業デザイナーの深澤直人さんと一緒につくった、紙の可能性を広げる日常品ブランド。
深澤氏は大直が開発した破れない障子紙「ナオロン」を、くしゃくしゃにすることで
新たな風合いがでることを見いだし、その優しさを生かした日常品のデザインを提案しました。
「SIWA|紙和」という名前は、紙のしわと和紙の反対読みの紙和という意味があります。
和紙を丹念に精製し、革を縫製するようにひとつひとつ丁寧に生産しています。
Harri Koskinen
1970年 生まれのハッリ・コスキネンは、妥協しない、大胆なデザイン美学を持ち、
キャリアの初期から国際的な名声を得てきた。
実用的で清廉なスタイル、そしてプロダクトデザイン、空間デザインにおける
思慮深いアプローチは彼のトレードマークでもある。
2000年に設立された、コスキネン自身のデザイン会社 Friends of Industry Ltd. は、
プロダクトデザイン、コンセプトデザイン、展示空間デザイン等の分野の仕事に携わっている。
2009年、初めてコスキネン自身の名前にちなんだコレクション Harri Koskinen worksを発表。
そして同年、フィンランドの地元で生産された有機食品を扱うコンセプトショップMaatilatori
-Eat & Joy Farmers Marketのパートナーになる。
2012年1月、イッタラ ブランドのデザインディレクターに任命される。
Klaus Haapaniemi
1970年 フィンランド ヘルシンキ生まれ。
現在 ロンドンを拠点に活動する、国際的に賞賛されているデザイナー・アーティストである。
彼の作品の特徴は、伝統的な芸術と美学が、現代的なフォルム、鮮やかな色彩感覚と融合して
いることにある。
ハーパニエミのデザインアプローチは、自然の営み、フィンランドの伝統、神秘的なファンタジー、
装飾的アートから影響を受けている。
これまで、デザインイベントのプロデュース、デパートでのキャンペーン、ファッションの
コレクションやインテリアデザインなど、広く様々な分野とコラボレーションをしてきた。
またクラウスは3冊の絵本を出版し、アート、デザイン作品の展示会を多数、開催してきた。
そして、2010年には、クラウス自身のテキスタイル、デザイン会社を設立した。
minä perhonen
1995年にデザイナーの皆川 明により設立。
オリジナルの図案によるファブリックを作るところから服作りを進める。
国内外の生地産地と連携し、素材や技術開発にも精力的に取り組む。
近年は家具やテーブルウェアなどのインテリアプロダクトや、ステーショナリーなど
ファッションの領域を越えたデザインプロダクトも発表。
東京スカイツリー®や青森県立美術館、金沢21世紀美術館のユニフォームデザインを
手がける他、フランスのdiptyqueとのキャンドルや、バレエブランドRepettoとのシューズを
発表するなど、コラボレーションも多数。
ブランド名は、フィンランド語で「minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を
意味する言葉。蝶の美しい羽のような図案を軽やかに作っていきたいという願いを込めている。