Kiwanda
2009.10.28-12.21
Kiwandaは、点在するイメージを思うがままにぶつけ、調和させることによって生まれる音楽のようなデザインプロセスで、その時代の形やイメージをダイレクトに表現しているニットブランド。
Kiwandaはスワヒリ語で工場、工房。デザイナーの木内知恵子と、そのアトリエを意味しています。
そこから吐き出されるあらゆるイメージは煙のようにらんらんと空へ広がり、ピアノやバイオリンの音色のようにその時間、空間に影響されながらさまざまな音を奏でるのです。
SFTでは10/28から、Kiwandaの秋冬の新商品に加えて、SFTのために特別にデザインされた、レディース・メンズソックス、キッズ・レディースのレッグウォーマー、ポーチを限定販売します。
また、デザイナー自らがディスプレイした空間でお楽しみいただけますのでどうぞお越しください。
- デザイナー:木内知恵子(きないちえこ)
- 武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科卒業後、某アパレル会社にて企画デザインを4年間担当。
その後、フリーランスのデザイナーとして活動するなか、独創的な技術をもった編地工場に出合い、2009年に自身のブランド「キワンダ(Kiwanda)」を立ち上げる。
「○△□と凹凸」
2009.8.19-10.19
デザイナー森永邦彦による東京発のファッションブランド、アンリアレイジの服の特別販売を実施します。記号的なものを衣服に変換することをテーマとして、球体や三角錐、立方体、に対して衣服を製作した○△□シリーズと、平面とされているものを立体的な視点で再構築することをテーマとして、前面、後面、側面という三面図を用いて衣服を製作した、凹凸シリーズが一堂に揃います。常に独自のアプローチで服づくりにとりくむアンリアレイジの世界をぜひお楽しみください。ときを、どうぞご賞味ください。
○△□(まるさんかくしかく)
記号的なものを衣服に変換することをテーマとして、球体や三角錐、立方体、に対して衣服を製作。これら三種類の立体に着せつけられた衣服は、立体から剥がされ、人の身体と出会うことで、新たな造形を生み出し、その身体を包み込む。○△□という最もシンプルな記号の、衣服としての可能性を追究した。
凹凸(おうとつ)
平面とされているものを立体的な視点で再構築することをテーマとして、前面、後面、側面という三面図を用いて衣服を製作。これら側面に厚みや奥行きが与えられた衣服は、真正面から眺めるとベーシックなアイテムにみえるが、少し視点をずらして眺めると、極端に凹凸のある別の姿を現す。フロントスタイル、バックスタイルでは表現できない、凹凸(おうとつ)のある世界に想像を巡らせた。
ANREALAGE
- デザイナー:森永邦彦。1980年東京生まれ。早稲田大学卒業。2003年アンリアレイジ設立。AN・REAL・AGEとは"日常、非日常、時代"を意味する。2005年ニューヨークの新人デザイナーコンテストにてアバンギャルドグランプリ受賞。同年11月ケイスケカンダと共に東京タワー大展望台を会場に 東京コレクションデビュー。以降東京コレクションにて発表を続ける。GOD IS IN THE DETAILS「神は細部に宿る」と信じ、遠回りすることに価値をおいた服づくりを追究。
持ち歩く壁
2009.8.26-10.26
壁のように形状劣化が美しく汚れる綺麗な白いカバン、あるいは持ち歩く彫刻のようなカバンを目指し、レザーにパテでペイントするという手法でかばんを製作するkagariの作品を小さなコーナーで展開しています。『カバンの本質は「持ち歩く空間」だと仮定し,空間は壁によって認識される。カバン=壁』というコンセプトをもつウォールシリーズを、バッグ、ブックカバー、財布などさまざまなサイズ感のプロダクトでお楽しみください。
- 2003年か4年頃、大阪でカバンを作り始める。
2005年頃、上京。展示会出展。革を本格的に使いだす。動物アレルギーになる。
2006年、デザインタイド出展。ギャラリーでの受注会出展スタート。
2007年、モキリーとアトリエ兼ギャラリーを構え、個展。
2008年以降、色々と少しずつ拡大中。
- http://www.yusukekagari.com/
"SCRIPTIONS" THE COLLECTION
2009 8.20-10.5
THE BAUSTUDIO はマリンバウマン(スウェーデン)とコヤナギテツヒロ(日本)のクリエイティブユニット。テキスタイルグラフィックス、アクセサリー、服、アニメーション、クラフトワークスなどカテゴリーにとらわれず、製品から展示まで自主制作を基本としています。SFTでは彼らのアルファベットをパターン化してデザインした、 “SCRIPTIONS”のパネルとバッヂを、販売。小屋のような楽しいディスプレイで展開します。
-文字は単語になり、単語は意味となる-
通常,文字の組み合わせはコミュニケーションのための単語と意味を作り出します。
“SCRIPTIONS”はモチーフとなったアルファベットをグラフィック要素と捉え、単語や意味の本来の機能(シンボル、記号、または伝達など)を通り抜け、柄(パターン)や装飾を作り出したものです。ベーシックでシンプルなアイテムは、ソフトパッド入りの手作りバッジとパネルです。優しくあたたかなさわり心地は、白と黒の大胆なグラフィックパターンにコントラストを作り出します。
-文字は柄になり、柄は意味となる-
柄どうしがつながり配置されると単語になり意味を持ちます、それが繰り返されると言語本来の機能やフレーズに戻ります。
THE BAUSTUDIO
- By grouping, the patterns together return to their original function and become words, phrases, or a specific created statement.
- 2008.5 "ARSPECUNIA" shop exhibition at INTERNATIONAL Sendai.
2008.11 "SCRIPTIONS" at DesignTide Tokyo Tide Marcket.
2008.12 "ARSPECUNIA" solo exhibition at Clear Edition.
2009.2 "CONSTRUCTIONISMS" solo exhibition at E&Y Tokyo.
2009.4 "SCRIPTIONS" in Design shop BETWEEN Art Fair Tokyo.
2009.4 "OK FRED GORILLA STORE + SHOWSTUDIO MALINBAUMANN" a temporary shop at OK FRED headquarter.
- http://www.thebaustudio.com/
KIBISO
2009.7.15-8.10
「kibiso」は山形県鶴岡市から世界に向け発信した、絹織物の新しいシリーズです。
キビソとは、蚕が吐き出す最初の糸で、繭の表皮です。堅くゴワゴワしていますが、たんぱく質の一種であるセリシンを多く含み、保湿、紫外線防止など、豊かな機能を持っています。今回の新作は、堅いキビソをふわふわの「わた」に加工し、糸をつくり、織物にしました。
SFTでは、佐野研二郎氏デザインによるカラフルでユーモラスなパターンをプリントし、肌に優しい絹のスカーフ、バッグ、クッションカバー、帽子などを紹介します。
さらりとしてハリのある素材感が特徴のキビソをお楽しみください。
steteco.com
2009.6.24-8.31
steteco.comは日本の昔ながらのステテコを現代のスタイルに生まれ変わらせたブランドで、男性のみならず、夏の快適な部屋着として女性にも人気です。SFTでは6月24日から架空のステテコ研究所を再現したディスプレイ空間で、既に販売しているステテコにCDが付いたコラボレーション商品なども加えたラインナップをお楽しみいただけます。また、7月中旬には、Steteco.comのアートワークを手がけるRyu Itadaniとのコラボレーション扇子が入荷する予定です
MALTA
2009.6.17-8.24
MALTAは、アーティスト嘉勢マルタ由加里による、身に着けることによって日常にすこしだけ心地よい違和感(へんてこ!)を感じることができるアクセサリーと洋服のブランド。既成概念にとらわれない、自由でのびのびとしたアイテムは全て手作りで、その多くが一点ものです。日常をたのしむために。ちょっとパーティに。自分へのご褒美や、おともだちへのサプライズにもお勧めです。SFTでは6月17日から、MALTAのアトリエの雰囲気を再現した小さなスペースを展開。約80種の作品の中から、お好みの「へんてこ」をさがしに来て下さい。
腹ずもう
2009.4.16-6.22
アーティスト/イラストレーターである高橋信雅が、2007年にCIBONE GALLERYで発表した「classic caricature 大人の滑稽」シリーズの中で、特に人気の高い“お相撲さん”の絵を中心に、スーベニアフロムトーキョーが企画・製作した、“おみやげものブランド”です。古きよき時代、世界の風景を、“ちょっと”だけ手を加えた「リアルピクトグラム」で切り抜き、“大人の滑稽”として表現した世界観は、懐かしい雰囲気と新鮮さを感じることができます。SFTでは4月15日より、オリジナルグッズ販売コーナーを設置し、プロダクトになった絵の原画や楽しい仕掛け装置「ゾートロープ」をあわせてご覧いただけます。
高橋信雅
- 東京板橋のアトリエ「ばあちゃんハウス」から世界に向けて発信しているアーティスト/イラストレーター。さまざまな素材を混合する手法「ミクストメディア画法」を用いるマチエルマニアで、絵の具の混ざり具合などに出る表情、絵を描くための素材となる模様「マチエル」を研究。年に一度、マチエルを仕掛けにのせて、独自のコンセプトを個展にて発表、シリーズ化。具象画を好んで描く絵描きで、その線は日本では「洋」を、海外では「和」を感じる、そんな作品を作り出している。
- http://members.jcom.home.ne.jp/bamboolove/
狐の嫁入り~祝い事・慶び事
2009.2.18-4.13
「京東都(きょうとうと)」は、日本の伝統「京都」と日本の今「東京」をかけあわせたブランドネーム。京都の刺繍工房と一緒に、新しい文化・伝統継承のかたち・刺繍の可能性を考える、「京都発、東京経由~世界行き。」の、刺繍ブランドです。
お宮参りからはじまって、初節句、七五三、入学・卒業・合格祝い、成人式に、結納・結婚・出産祝い、還暦、米寿、白寿などなど。人の一生にはたくさんの祝い事・慶び事が散りばめられています。〈鶴亀〉〈松竹梅〉〈翁媼〉〈めで鯛〉などが刺繍された「縁起物シリーズ」と、実際に金封・祝儀袋としてお使いいただける水引が刺繍された手ぬぐい「水引シリーズ」は、ニッポンのトラディショナル「お祝い」のカタチについて考えた、赤白を基調とした京東都の新シリーズです。「狐の嫁入り」をテーマとした一連の写真と一緒に、是非ご覧下さい。
日本茶特集
2009.1.28-3.16
SFTでは、1.28-3.16の間、日本のいい「こと」、「もの」、「場所」、「人」を再発見する雑誌「Discover Japan」(エイ出版社 刊)との連動企画コーナーが登場します。
期間中、1/27発売のDiscover Japan vol.3「日本茶」特集に掲載された数々のお茶の中から選りすぐりの7点をセレクトして販売します。
― 静岡より、利き茶日本一の茶師、前田文男さんによるブレンド茶、最高級玉露の産地として知られる、福岡県八女の星野製茶園の玉露、290余年の歴史をもつ京都の老舗、一保堂のいり番茶や京都地区限定抹茶 など、すばらしいお茶に加え、初心者の方も楽しめるよう、抹茶スターターキットや急須もご用意しております。ぜひお越しください。
写真集の未来は、ある。
2009.1.14-3.2
日本を代表するアートディレクター町口覚が、写真家の佐内正史と、自らのレーベル「M」から発売した写真集「Trouble in Mind」。これは、海外の写真集たちに「ちゃんとけんかを売るための」一冊である。無線、網代綴じが主流になりつつある今だからこそ、長く所有され愛される写真集は上製本の王道である糸かがりをしっかり、表紙も布のクロス張り。印刷は国内で前人未到の特色4色分解の圧倒的なクオリティ。さらに製版、印刷、製本それぞれの職人が自身の120%を出しきってできあがった写真集は、「THIS IS THE 写真集」と呼べる貫禄の1冊。そして、写真集という本に対して、誠意ある作品として仕上がった。記念すべき写真史の1ページに、あなたも是非立ち会って欲しい。
(BACH幅 允孝 / SFTブックディレクター)
CONVERSE
100th ANNIVERSARY SHOES IN BOOK
2009.1.7-2.16
「夢を追いかける人のサポートをしたい」。2007年春、そんな想いからコンバースが始めた、夢を持った100人とその憧れの "star" が出会う企画「catch a Star 100 stars × 100 dreams」。スタートから一年半、ひとつひとつ出会いを実現させ、100組のクロストークを1冊にまとめた本が完成。俳優、お笑い芸人、アートディレクター、スタイリスト、漫画家、声優、写真家など、さまざまな業界を代表する "star" が名を連ねる対談記事やブランド100年のヒストリートピックスが収められています。そして1917年にバスケットボールシューズとして誕生した、ブランドの象徴である「キャンバス オールスター」に、2008年ブランド生誕100周年を記念して開発したリニューアルスペックを搭載した、「キャンバス オールスター カラーズ HI」を付録としてセット。ホワイト、ブラック、レッドの3カラーは100周年記念シューズインブックだけの非売品モデルです。